第13代会長挨拶 藤川謙次

米国歯科大学院同窓会(JSAPD)

第13代会長 藤川 謙次                                新藤川

平成28年4月から2年間、米国歯科大学院同窓会 (JSAPD)の会長を拝命することになりました。会員相互間の親睦を基盤として結成された本会もその交流の輪を広げながら、学術ならびに歯科情報を会員外の先生方にも発信すべく行われてきた公開セミナーも20周年を迎えることができました。これもひとえに会を発足し、隔年毎に会を支えてきて頂いた歴代会長並びに執行部のご努力の賜と感謝致します。

このJSAPDは、欧米の歯科大学大学院にて歯科各分野の研究と教育に研鑽を積んだ後に、専門医として歯科臨床に携わっている歯科医師で構成されている会です。毎年1月の年の初めに会員ならびに会員外に対して、統一テーマに則って各専門分野からの講演を行い、活発な意見が交換されています。また海外留学に関する最新情報など、留学を終え帰国された新入会員からも最近の留学情報、海外の大学の実情など直接アドバイスをいただけるのもこの会の特色ではないかと感じております。

現社会での患者さんの希望は多様化し、それに応えるためには一般歯科医学的知識と技術が必要である以上に、専門医としての視野と臨床への姿勢が重要であると考えております。このような日本の歯科臨床分野に効果的情報提供と技術指導ができる会員の皆様方で構成されているこの会の発展の一助となれることが私の会長としての責務かと感じております。つきましては、会員の皆様方のご支援とご協力のもと会の基盤を固め、スムーズな運営を図っていけるように微力ながら尽力をつくしていく所存でありますことご報告申し上げます。