米国歯科大学院同窓会(JSAPD)
第11回公開セミナー
固定式矯正装置の現状
小谷田 仁 (青山審美会歯科矯正クリニック)
悠久の過去、永遠の未来といっても今現在の連続である。
不正咬合を機械的な装置を使って矯正しようとする試みは、既に17世紀から始まっていた。
近年、咬合論の矯正への導入、新合金ワイヤー、ストレートワイヤーテクニック、舌側矯正、セルフライゲーションブラケット等の、多くのイノベーションがこの分野で成されてきた。
その一方で、インビザライン、アクワシステムなど可撤式矯正装置による新しい試みも一定の成果をあげて来ている。
- 矯正歯科の目標には
- 1.
- TMJを含めた理想的機能咬合を確立するための治療システムの構築
- 2.
- 患者にとって審美的で快適な装置の開発
- 3.
- 治療期間を短縮する術式の開発などがあげられる。
これ等の観点から、固定式矯正装置の現状について考察すると同時に可撤式矯正装置との比較検討を試みたい。
- 米国歯科大学院同窓会(JSAPD)
第11回公開セミナー
- 日時/2007年1月7日(日) am9:30-pm17:00
会場/東京アメリカンクラブ
主催/米国歯科大学院同窓会(JSAPD)