JSAPD 第13回 公開セミナー
各歯科分野からみた顎位
毎年新年最初の連休はJSAPDのセミナーでややもするとなまけた正月の頭からACADEMICさをとりもどすことが恒例になっております。 2009年のJSAPDは‘顎位’を選びました。この永遠、もしや今になると新鮮ともいえるテーマに矯正科から一般歯科医の多数が今年の会場になる東京代官山ヒルサイドテラスに集まりました。 熱気のある満員の会場では、臨床で毎日遭遇する顎位に対する見方を矯正科、補綴科そしてORAL FACIAL PAIN科それぞれの立場からの共通の意見また、異なる意見を、文献考察から、それぞれの演者が過去に勉強してきた国での経験を含めて聞くことができた貴重な機会でありました。昨今の日本で行われるセミナーではテクニック面の講義が人気を得ることが多い様子ですが今回のような“コンセプト”を追及する会に異なる考えを持ったドクターたちがFAIRに意見をかわせるというのはJSAPDの立ち位置という気がいたしました。 2010年は何が語られるのか!と感じさせる会でありました。(神作拓也)
●公開セミナー (2009年1月11日 会場:ヒルサイドプラザ)
会場は代官山ヒルサイドテラス内にて行なわれました。 | 加治彰彦先生 『咬合治療と顎関節の文献考察』 |
田中久敏先生 『総義歯からみた下顎位』 |
正司喜信先生 『顎関節症:治療はなぜ成功しなかったのか』 |
岡崎恵一郎先生 『下顎位を考慮した矯正診断』 |
池田 和己先生 『顎位の診断』 |
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